Compass software for Simple Western

Automate, quantitate, validate

Compassソフトウェアは、シンプルウェスタン™のサイズあるいはチャージアッセイデータを解析し、結果を提供します。また必要に応じて21 CFR Part 11のコンプライアンスツールも提供します。

各タンパク質やアイソフォームの定量分析が自動的に行われる完全ハンズフリーシステムです。データは、レーン表示、グラフ表示、またはデジタルキャピラリー画像で表示できます。またCompassソフトウェアのエクスポート機能を使って、ワンクリックであなたの実験結果や分析プロトコールを共有できます。

サイズ(分子量)ベース分析

見慣れたウェスタンブロットと同様にタンパク質がレーンバンド表示されます。

バンド上にマウスカーソルを移動すると、そのタンパク質固有の情報が表示されます。分子量やその他の関連データは、要約したデータテーブルのレポート型式で簡単にエクスポートできます。

Size assay lane view

 

チャージ(等電点)ベース分析

タンパク質はグラフビューで電気泳動図(エレクトロフェログラム)としても表示できます。また複数サンプルの電気泳動データを重ねて表示することができます。ピークは自動的に名前やpIによって定義されています。

ピーク上にマウスカーソルを移動すると、そのタンパク質固有の情報が表示されます。検出されたアイソフォームの定量的分布がレポートされています。

Charge assay graph view

 

21 CFR Part 11 コンプライアンスツール

シンプルウェスタン機器では、21 CFR Part 11のデータセキュリティ要件を満たすために、Compassアクセス制御機能を使用することができます。管理用サーバがインストールされ、アクセス制御が有効とされている場合の機能は:

  • Compassソフトウエアの起動時に、ユーザーはログインを要求されます
  • すべてのアクション履歴が記録されます
  • データファイルは署名され、不正な変更を防止するために暗号化されます(例えば、すべてのファイルが制御されている)
  • 各機器は、ユーザコマンドの履歴を保持します
  • 各アッセイおよびデータファイルには、ファイルに署名した変更履歴が含まれます